HS(ハイブリッド)シート

各サイズ・価格詳細

ハイブリッドシート 2tダンプトラック用
サイズ: 1.8m×3.1m 3.6kg

ハイブリッド合材シート生地

この合材シートの生地は綿帆布の耐熱性とPVCコートによる防水防風性、双方を兼ね備えたハイブリッド生地のシートです。
下記に双方の特徴を記載しまいした。片方のみですとメリットやデメリットありますが、ハブリッドにすることで最強のシートに変わります。

昭和の時代より頻繁に使用されていた麻と同様、根強いファンがいる綿帆布生地を使用し反面にはよ風雨を防ぐ為にPVCコーティングを施しました。
分かりづらい方もいられると思いますが綿帆布は深緑の国防色生地で現在ではエステル系(厚手ビニールの様な生地)に変わっています。
エステル系は防水性には優れていますが鋭い所にあたるとすぐに切れてしまい大きな欠点として熱に弱く、柔らかくなり、次に使用する時はゴワゴワになり、扱いづらく、アスファルト運搬にはあまり適しません。
エステル系は直接、アスファルトの上にかけると表面が若干、溶けアスファルトがつきやすくもなります。これが柔らかくなりゴワゴ ワ になる原因なのです。
(上掛け用としてなら付着は防げます)
綿帆布は強度もあり、熱に強く、簡易防水※注1です。

※注1 国内シート用の綿帆布はパラフィン加工してありごわつき感がありますが防水性は上です。
エステル系でも帆布という名称と使いますが弊社の扱う製品は自然素材「綿帆布」です。

注意:経年劣化と共に撥水効果は衰えてきます。

初期表面はこの様な防水ですが経年劣化により機能は落ちてきます

現在2tのみの理由として重量にあります。製造は可能ですが重くなるために2tのみとさせていただいております。

生産、製造国について

中国で生産された生地を現地にて製造しております

厚さ、大きさについて(重要)

御注文頂いているお客様は北は北海道、南は沖縄と全国でご利用して頂いております。
その中で一番の質問は厚さや大きさです。
厚さについては弊社麻シートが1.6mm前後で販売させて頂いており、このHSシートは0.6mm前後です。

※一見、薄いと感じる方がいられると思いますが国内綿帆布シート(合材シートに使用)は大体がこの厚さであり、弊社シートと変わりはありません。
編み込みも麻と違いしっかり密に編み込んである為に問題はありません。

お客様の声

例1:寒冷地のお客様は使い続けてアスファルト(タール)が付いたくらいが丁度良い。
例2:ドライバーが年配の方や女性がいるから重いのは困る。
 
上記の様な要望が多い中、このシートはあくまで麻シートの上掛け用として販売しておりますので基本的にはアスファルト合材に直接触れる事がない事が前提のシートです。
又、年配の方や女性にも持てる様に比較的軽量という事も考慮し、この生地にいたしました。
仮に直接掛けていただいた場合でも、エステル系と違い、アスファルト合材は付着しづらくすぐに硬くなる事もありません。(アスファルト側には綿帆布生地をご使用下さい。)
又、当然ですが厚い生地は重くなります。
軽くするには薄く小さくしなければいけません。
綿帆布生地はエステル系と同等の厚さでは比較的に軽く、特に大型サイズでは重さは歴然としています。生地は厚くても軽いのが特徴です。

HS合材シートの性質と需要

HS(HYBRID-SHEET)シートの性質

綿帆布生地は麻生地の合材シート同様、昭和の時代より頻繁に使用されていました。
現在でも地域によっては根強い人気を保っています。
そう考えると麻シートについでどんな合材シートより長く使われてきている逸品です。
麻シートと比較して劣る点は価格だけでしょう。下記に記すのはHSシートの性質です。

  1. 丈夫な繊維
  2. 比較的耐熱
  3. 油に強い
  4. 軽い
  5. 扱い易い
  6. 片面pvcコーティングで通常の簡易防水から完全防水へ

など、様々な利点もあるますが、欠点もございます。
 

  1. 高価(麻シートと比較してしまうと高い生地ですが国内同等シートとの比較は弊社製品は半値以下です)ようするに弊社なら2枚買えてしまうという事です。
  2. 経年劣化の際、撥水機能が低下します。水分を含んだまま放置しているとカビが発生しやすい。

今後の需要(何故、麻シートや綿帆布シートが必要なのか!

近年、アスファルト合材の品質管理は厳しくなりました。
現場到着までの温度低下もその一つです。
低温でも比較的硬化しない合材の開発もされているのも現状ですが、施工側はもちろん、製造側のコスト面にも温度維持は大きく左右します。
保温が維持出来ればアスファルト合材出荷時に必要以上に高温で出荷する必要がない為です。
すなわち、加熱時の燃料費が少なくて済むからです。
 
その為、運ぶ側(ダンプ会社)に何を要求されるのか...
保温性の高いシートです。
その合材シートは10tサイズで5万円位から高いものですと10万円弱のものまであります。
そのようなシートは
 

  1. 重く
  2. 扱いにくい
  3. 高額

 
上記のシート、プラント支給の場合もありますがこのシートを運送側の負担にされてはかなりの痛手ですね。
高額シートなので大事に使いたい。誰もが思うことです。
 

そこで必要となるのが麻シートなのです。ですが...これでも十分ではない2枚掛けをプラントで要求される事があります!

 
安価な麻シートを初めに敷き、高額シートをかけることによって交換するのは安価なシートだけで済むのです。
確かに二枚掛けは面倒ですがお金には変えられません。
高額シートの中には性能が発揮されない為に二枚掛け等、禁止事項にいれている製品もあります。
 

弊社はこの上掛けシートも比較的安価でお求めやすく性能も重視してる綿帆布に着目しました。

 
ではアスファルト合材の種類によってはどうですか?
粘度のある排水性の開粒、透水性などはどんなシートでも付着してしまうのです。
高額シートを直接掛ける事はお金を捨てている様なものです。
高額シートを守るために安価な麻シートを先に掛けましょう。
 

アスファルト合材を運搬していて疑問に感じる事はございませんか?そんなに高額シートは必要かな?

 
運搬して現場に到着、荷下ろしまでどれ位の時間かかりますか?
基本的に雨の時に舗装工事をしているところはありますか?
特に大型での運搬の場合、アスファルトフィニッシャーは使用していませんか?
 

重要!弊社が何を言いたいのか!(上記疑問、弊社の麻シート重視での見解です。)

 
麻シート単体で運ばない限り温度差はそれ程、ございません。
そう言ってしまうと問題発言になりますが、一体、どれ位の時間経過後に敷き均すのでしょうか?
防水性のシートは雨だけでなく風による温度低下にも役立ちますが基本、水ということでは雨の日に舗装工事をする事自体がNGでは?
でも工期問題で仕方ない時もあるでしょう。
 
海外では箱を覆う(外側)シートのかけ方をしますが、国内では風避け、およびシートが飛ばされない様に横の自動シートを直角にあげます(中にに自動シートで合材シートを抑える場合もあります)
シートは箱の内側にかけるのが日本です。
仮に雨が降って来た場合、シートは防水でも雨水は箱の中に溜まるだけです。
どんな意味があるのでしょうか?
防水というより、弊社としては走行時の風による温度低下の為にこの性質は必要だと考えます。
ですので完全防水はあって困る事はありませんが、風による外気からの通気だけある程度、避けられれば良いのです。
 
又、大きな舗装ではアスファルトフィニッシャーが使用されアイロンにはバーナーで火が点火され敷き均す時にはアイロンが加熱されます。
スコップでほぐれない様な硬さは問題ですが、実際に個人的意見になりますが私はそんな舗装の現場に携わった事がありません。
 
高額シートは防水、保温性を重視しますが、雨や長距離を基本としての現場を想定しての設計はあまり意味がありません。保温、完全防水性は製品(アスファルト合材)とシートの間に結露を発生させます。水分です。
舗装は水分、雨はNGそしてプラントは近場を利用するが基本だと考えます。
 
結露の水分はそれ程、製品に影響する量ではないと思いますが水分は水分です。
外からの防水を強調する意味がありません。
綿帆布は内部から通気を可能にし、外からは万が一の小雨の場合でも撥水いたします。
 
麻シートは保温性が高額シートと比較し低い為に比較的外気温が高い時に使用されるだけではありません。
現在では合材の種類によっては粘度が高く、高額シートへの付着を防ぎ長く使い続ける為のファーストシート(1枚目)としての需要がほとんどと言っても過言ではありません。
そして上掛け用として綿帆布シート。
扱い(たたむ)易く、安価な事が多くのお客様から愛用されています。
 
今後、何十年...道路はずっとアスファルト道路だと確信しています。
多くの道、今日、走ってきた道はどうですか?
高度成長期に施工された道路は弊社の扱う様なシートでずっと運ばれてきました。
アスファルト製品は用途に合せ増えてきましたが、今日、高額なシートで運搬した道路と過去の道路との違いはありますか?
高額なシートは必要ありません。なぜ?今まで何十年もこの方法で運搬し今の道路があるではありませんか!
 
明日の道路へ 「古き良き時代の合材シート上掛け用」を安心してご使用下さい。
綿帆布は麻シートに比べ保温性が高く、防水性であり結露を比較的発生させず内部からの通気もあります。そして軽量。麻シートに比べ高額ではございますがやはり根強いファンのいる古くからの合材シート「綿帆布」のシートを是非、上掛け用として一度お試し下さい。
通常大型サイズでの国内販売価格¥35,000前後ですがその半値以下です。

製品のご注意事項

  1. 本製品はアスファルト合材運搬の際に保温をお約束するものではございません。 品質管理向上の為、麻シート等、併用による二重シートをお勧め致します。 現場、及びプラントより指示があった場合は指定のシートをご使用下さい。
  2. 通気性防水が特徴の生地ですが撥水効果は経年劣化と共に減少致します。
  3. 水分がある状態で長期放置しますとカビなど発生する原因になります。 適度に使用又は乾燥させて下さい。
  4. 長くお使い頂く為に安価な麻シート「古き良き時代の合材シート」を下掛けする事を勧め致します。
  5. 海外輸入製品につき、寸法、重量、生地の重ね合わせ方向等、若干の誤差があります。
    役割、生地の性質には支障がございません。 
  6. 本製品使用時にアスファルト合材等による火傷、怪我に関して、弊社では責任を負いかねます。
安価な理由:必ずお読みください

この素材、綿帆布は国内生産しますと10tサイズで¥34,000〜位で販売されています。
2tサイズでは¥14,000〜位でしょうか。
弊社ではその生地に片面をpvcコーティングしてあるオリジナルで最強と言えます。
そして通常の基本生地の綿帆布シート国内販売価格の半値を切る価格帯での販売をしています。
1枚買う予定だったのが弊社なら2枚買えてお釣りもあるという事なのです。

 
国内のシートとしての利用する綿帆布とは若干、質感が違います。
綿帆布自体に染み込ませている液体が違います。
防水性に関しては国内の物が優れていると言って良いかもしれませんが
質感は硬くゴワつき感があり、弊社の物は柔らかいです。
これはどちらが良い悪いではなく好みの問題だと思います。
 
安価な理由は工程と人件費、素材の生産国の問題です。
 
それに伴う人件費の安さとスピード生産を可能にしました。
 
安価な一番の理由は
上記記載の生産国の仕事は日本ほど、丁寧ではないことです。

上記写真の様に多少曲がって熱溶着する製品も御座います

通常のトラックシートとしては製品としてカッコの悪い製品でもありますが、合材運搬に使用する用途としては問題なく使用出来、何よりも安価に提供出来る製品を作る事に重点をおきました。

合材シートにする事で無駄な端材を処分する事なく、ハトメなど合材シートとしての役割を果たす最低限の数、場所に施す事で日本で安価に提供出来る製品にする事が出来たのです。

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